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概要

NaigaiNenshi

頒獎典禮」という国家レベル規模の特別表彰を受けた。これは外国関係者として初の快挙であり、非常に意義のある受賞として当社の大きな誇りである。一方、ソフトボールにおいては壘球協會との関係は深くなっているが、學生棒球運動聯盟との関係と同様、指導者と競技者の技術レベルは高いが、日本のファストピッチソフトボールの競技指向に対して、台湾はスローピッチソフトボールのレジャー指向が主流となっていること、市場では革製ソフトボールの廉価品が流通での大半を占めているため当社のゴム製ソフトボールでは価格面で販売競争に勝てないことから苦戦を強いられている。しかし、1982(昭和57)年、大阪ソフトボール協会主催・当社協賛「西日本中学生ソフトボール選手権大会」への参加呼び掛けに対して台湾の中学生チームが初参加し、2000(平成12)年の第28回大会まで19年にわたり参加したことは、全ての面において非常に意義ある交流が果たせたと認められる。ものづくりに関しては、スポーツ用品関係において、1986(昭和61)年4月からの生産移行の準備期間を経て、90(平成2)年の家庭用バレーボールが先陣となり、ジュニア用スポンジソフトボール、ティーボール関連商品、バッティングティー、ダブルファーストベースおよびシングルベースの生産仕様等を徹底指導し、当初から輸入商品の購入窓口である利洋台貿易開發股?有限公司(TAIWANSPORTS & TRADING LTD.)を介して当社商品アイテムの開発強化を推進し収益の改善を図っている。工業用品関係は、93(同5)年2月に金陵實業股?有限公司(AURUMMOUNT IND.CORP)と配管器材の球形FLEXの生産仕様の協議を開始し、94年(同6)年から約10年間、神栄株式会社を窓口に日本国内の空調設備向けに購入販売をしていたが、品質、価格面等の問題点が解決しなかったため現在は取引がなくなった。また、中華民國の大手生産工場向けには、日本の商社を輸出窓口に多種類のタイプ別生産設備ライン向け配管器材を定期的に購入・使用してもらっている。その他、水道管エアー抜きバルブ用フロート、自動車・二輪車用タンク用およびキャブレター用の液面センサーフロート並びにガス流量計量用ダイヤフラム等、多種にわたる当社の製品が重要な部品として使用されている。マニラでの一貫生産を目指して1986(昭和61)年、後に海外技術支援の第1号案件となる、フィリピン・マニラでのビーチサンダル生産のためのプロジェクトチームを結成した。マニラで一貫生産をするに当たり、加硫プレスのほか生産に必要な設備・工具一式を準備することになった。生産が可能になれば、日本国内販売用の「ブルーダイヤ」の輸出を行うことも前提にしながら計画を進めた。4日間連続の管理職研修を実施1986(昭和61)年8月7日から10日までの4日間、午前10時から午後8時まで「AIA心のアドベンチャー」の研修が明石市商工会議所で実施された。毎日9時間、4日間連続のハードな研修で、修了者にはそれぞれ研修修了書が授与された。当社か「AIA心のアドベンチャー」の研修1期生〈1986(昭和61)年8月10日〉94