ブックタイトルNaigaiNenshi

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概要

NaigaiNenshi

人材育成のため教育訓練を実施教育訓練の充実によって新たな意欲を喚起することは、企業近代化への基本姿勢の一つであった。こうした方針に基づき、新入社員研修、中堅社員研修、組長・リーダー研修、管理職研修などの訓練を実施している。相互に影響し合いながら、参加したメンバー自身が問題の本質を追究し、理解するという訓練は一人一人の意識に変化をもたらした。安全衛生への取り組みを推進安全衛生活動は生産活動と一体のものであるという認識の下、早くから取り組んできた。安全衛生の意識づくり、規定の制定のほか、安全衛生委員会を開催していた。しかしながら、災害件数はなかなか減らない状況にあった。そこで1973(昭和48)年に入ってから、中央安全衛生委員会の新しい構想を基に徹底した安全衛生管理の推進とゼロ災害への挑戦が始まった。災害状況の掲示、安全標語の募集、安全衛生管理のための教育訓練、健康管理、安全パトロール、作業環境の改善など不安定作業状態の除去や、安全意識の浸透を図っていった。その結果、災害は次第に減少し、なおも安全衛生への努力は続いた。88