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概要

NaigaiNenshi

伝えていきたい。技術開発部技術課係長岩田桂後輩に自分が習得してきたものを新たな技術の吸収に取り組みながら、技術革新は不断です。大西内外ゴムでしか働いたことがありませんが、それぞれの部署で勉強させてもらえたのは良かったですね。シビアな時代ですが、取引先の超大手と比べると内外ゴムは大らかな雰囲気で、どちらが良い悪いではなく、自分にはここが合っていると思います。角丸澤田さんはモノを作る側から売る側へ移りましたが、工場と営業の違いはありますか。澤田工場も営業も人間味あふれる人ばかりです。工場では技術開発、製造、品質保証と部門間の連携が取りやすかったですし、今の工業用品部は3年連続で売り上げ目標を達成していることもあってムードはいいですね。大西確かに工業用品部は一致団結していますね。澤田そういう雰囲気なので、仕事が楽しいですし、とてもやりがいを感じています。増井営業の中でもスポーツ用品部はまた違った印象を持っているのでは。田村以前勤めていた靴の販売会社は出店ラッシュだったこともあり、内外ゴムに入社した頃は“静”の印象を受けました。でも、最近は新商品開発室もできて“動”の部分が出てきたと思います。角丸静というのは安定しているという良い意味にも捉えられますが、逆に古風である、保守的であるといったネガティブな印象も受けます。田村私の場合、野球ボールやソフトボールといった安定した商材を扱っているので特にそう感じたのかもしれません。ただ、これから先、少子化で野球人口が減っていくのは明らかなので、われわれ若手が新しい商材を作らなければならない、つまり、動にならなければならないと思います。石田私も入社した時は静のイメージを抱きました。ただ、上司に「こんな仕事をしたい」と申し出た時に反対されることはほとんどありません。こちらが動になれば、ある程度自由にやらせていただける環境にありますね。増井自由さと言えば、新商品開発室はいろいろなことに挑戦できるのでは。松村かなり自由にやっています(笑)。廣瀬その分、生みの苦しみも十分に味わっています(笑)。岩田新商品開発室が動なら、技術課は静ですね。会社のイノベーションとしては新商品開発室がフィーチャーされるわけで、正直、うらやましいなと思うこともあります(笑)。ただ、私としては今抱えている案件がたくさんあって、それを一つ一つクリアしていくことにやりがいを感じています。136