ブックタイトルNaigaiNenshi

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概要

NaigaiNenshi

自動車燃料タンク用で高シェアを誇る1952(昭和27)年に特許を取得した独立気泡硬質ゴムは、機械的・物理的・化学的性質に優れており、55(同30)年には従来の金属シェルの接合品と比べて接合部がなく、異形品・小型軽量化に対応可能なことから工業用フロートの製造を始めた。64(同39)年からは自動車のガソリンエンジンのキャブレターと燃料計用のタンクフロートの生産に着手。タンクフロートとは、燃料タンクに入れて液面の上下により燃料の残量を計測する装置の一部で、高耐油と高耐久性が求められる。発売以来、多くの国内自動車メーカーに採用されており、高いシェアをキープし続けている。コストダウンの一環として2004(平成16)年8月に南安内外橡?有限公司を、07(同19)年1月には内外ゴムフィリピンを設立し、海外生産に移行した。金属性フロート仕組みフロートはセンサと金属アームでつながり、燃料に浮いている。フロートの位置情報(液面の高さ)をセンサが検知し、それが燃料メーターに伝えられる。燃料ポンプセンサASSY燃料メータ液面の上下に連動燃料フロート123