ブックタイトルNaigaiNenshi

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概要

NaigaiNenshi

多くのプレーヤーに支持されて国内シェアは50%以上19世紀後半にアメリカで生まれ、1921(大正10)年に日本で初めて紹介されたソフトボール競技。当社では47(昭和22)年の軟式野球ボールに続き、競技人口の増加を見据えて、50(同25)年にソフトボールの生産を始めた。当初、芯の製作は外部に発注しており、コルク粒のバインダーにはエマルジョン系の接着剤を使用していた。しかし、84(同59)年に内作化プロジェクトが発足し、社内生産に切り替えるに当たり、より強度で変形しない芯に改良することに成功した。国内シェアは50%以上。検定球(1?3号)のほか、トレーニング用のやわらかタイプもある。製品の歩み1950(昭和25)年ゴム製ソフトボール(従来は羊革)を発明1978(昭和53)年ディッピング、ベーキング、成型をライン化1981(昭和56)年成型装置の後に加硫機がドッキングし、生産ラインが一本化する1984(昭和59)年「ソフトボール芯内作化プロジェクト」が始動。バインダーの種類と量、糸巻き量など基本設計から見直す1985(昭和60)年バインダーを被覆したコルク粒を金型に仕込んで加熱冷却することで高強度の芯を作ることに成功。内作へ移行するソフトボール断面121