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概要

NaigaiNenshi

公認球からキャッチボール専用まで多彩な商品で野球人気を支える軟式野球ボールの製造を開始したのは戦後間もない1947(昭和22)年。一般用のA号、中学生用のB号、小学生用のC号、小学校低学年用のD号を順次送り出した。49(同24)年に発売した準硬式野球ボール「トップボール」は、すぐさま全日本大学軟式野球選手権大会の公認球に認定され、現在に至る。93(平成5)年には安全に楽しめるバッティングゲームとして誕生したニュースポーツ「ティーボール」の専用球を開発。さらに、2006(同18)年には日本プロ野球選手会の監修の下、キャッチボール専用球「ゆうボール」をリリースした。縫い目のある軟らかいボールは、子どもに正しい握り方を教えられると好評を博している。準硬式野球の扉を開いたトップボールトップボール断面1949(昭和24)、軟式野球ボール(中空ゴムボール)の内部に4層の異なる材料を充填して開発した。軟式野球ボールの感触で、投球や打球のスピードは硬式野球ボール並みという新しいボールは、準硬式野球のカテゴリーを開拓。同年、全神戸選抜野球大会に使用されたのに続いて、翌年には第2回全日本大学軟式野球選手権大会の公式ボールに認定された。以来、現在も同大会で使い続けられている。ボールのデザイン軟式野球ボール断面■軟式野球ボール2006(平成18)年の意匠変更で、小円三角形を組み合わせたディンプルとなり、従来よりも縫い目が高くなった。製品の歩み1947(昭和22)年軟式野球ボールの製造を開始1949(昭和24)年準硬式野球ボールB号(トップボール)を開発1950(昭和25)年第2回全日本大学軟式野球選手権大会の公式ボールに指定される■ゆうボールスポンジゴムの中芯を合成皮革で覆い、縫い目を付けて硬式野球ボールと同じデザインとした。円周:21.9?22.5cm重さ:100?106g高松宮殿下が明石工場を訪れトップボールの製造を視察1978(昭和53)年下貼りの機械成型化、プレスの加硫化を開始1988(昭和63)年上貼りの機械成型化を開始NHK教育テレビ「働くおじさん」で製造の様子が放送される1993(平成5)年「ティーボール」専用球を開発2006(平成18)年公認球の意匠が55年ぶりに変更される日本プロ野球選手会と共同開発したキャッチボール専用球「ゆうボール」を発売■ティーボールポリウレタン製なので軟らかく、当たっても安全。色は視認性に優れているイエローを採用。サイズは3種類。サイズ(重量):9インチ(68g)11インチ(75g)12インチ(98g)119