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概要

NaigaiNenshi

開発途上国に有効活用されるため、11(同23)年度から全社レベルで取り組んでいる。10明石市・地元自治会との共存1943(昭和18)年に製紙工場を買収して明石工場で生産活動をして以来、地域住民が安全で安心して日常生活を送ることができるよう防火訓練、環境保全活動、安全運転の励行などに努めてきた。地元自治会とは、工場の騒音が生活環境に悪影響を及ぼしていないかなど、対話により信頼関係を築いてきた。自治会館でのレクリエーションの一つとしてテレビ・カラオケセットを寄贈。毎年盛大に行われる秋祭りには花代として協賛し、少しでも役に立てるよう努めている。また、明石市の環境月間に合わせて工場周辺の清掃なども定期的に実施している。明石市の交通政策に対しても以下の通り、当社製品「ゆうボール」を提供し活用していただいている。1飲酒運転根絶のためハンドルキーパー運動に賛同し120個2明石たこバス利用者100万人キャンペーンに120個3東日本大震災被災地に明石市および兵庫県建設業界を通じて300個以上を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生した。この地震により太平洋沿岸、特に東北地方から関東地方の太平洋沿岸では高い津波を観測し大きな被害があった。当社では、キャッチボールを通じて笑顔が生まれるよう、被災地の子どもたちに「ゆうボール」を届けた。41年ぶり新社長に土井正孝1970(昭和45)年、社長の岡崎真一が取締役会長となり、常務取締役の岡崎藤雄が社長に就任した。当時はドルショックで市場の経済は低迷、当社の業績も大きく低下し、従業員約100人を整理した。72(同47)年に神戸銀行(現三井住友銀行)のあっせんにより住友ゴム工業と資本および自動車タイヤ用チューブの受託生産の業務提携を行い、新役員を迎えて経営体制を強化。その効果は大きく、売上高は飛躍的に伸展した。社長の指揮の下、販売や生産体制の強化、品質の向上、安全安心なモノづくりに積極的な投資を行う一方、明石市や地元自治会への協力を惜しまず取り組んできた。また、新製品の開発にも意欲的で、阪神・淡路大震災後、異業種である地震感知器を開発し、現国産第1号商品の数々2008(平成20)年、東京の国立科学博物館に国産第1号商品を登録した。登録された商品は以下の6つである。準硬式野球ボール(資料番号:107910881046)ソフトボール(資料番号:107910881047)ブルーダイヤビーチ(資料番号:107910881048)漁網用浮子(資料番号:107910881049)液面計用フロート(資料番号:107910881050)ガスメーター用ガス計量膜(資料番号:107910881051)東日本大震災2011(平成23)年、3月11日14時46分、三陸沖2011年7月、就任のあいさつをする社長の土井112