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概要

NaigaiNenshi

えられる。環境委員会では環境目標達成の進捗状況、環境関連法規制の遵守状況、地域住民からの苦情の有無など多種多様な事項について、取り組み報告、成果、改善課題などを審議している。ISO14001も審査機関の審査を年1回受け、その結果を評価され、改善活動に結び付け、それが当社の利益に貢献できるものとなる。実際のメリットとしては、特にコスト削減に大きな貢献を果たしている。例えば、産業廃棄物の処理費用や水資源の使用量、電力やガス燃料費節減、廃棄物の再利用などで、これらはISO14001を取得しなければ会社全体で取り組めなかったであろう。なお、ISO9001、ISO14001は、年1回は必ず経営トップとのマネジメントレビューを実施し、経営者から指示を受け、その指示事項を達成する活動をするなど、PDCAサイクルを回しながらレベルアップに取り組んでいる。また、明石市との環境保全協定に基づき環境関連法規制を順守し、地域社会、地域行政と一体となった取り組みを進めている。中国福建省に現地法人を設立2004(平成16)8月、中国の福建省にフロートを生産する現地法人「南安内外」を設立した。南安内外は、台湾の対岸にある観光都市で、アモイから高速道路で45分ほど北上した南安市にある。工場は2階建てで、敷地面積はボイラー施設を含め1,251m2。その後、検査・倉庫スペースとして別棟に882m2のフロアを賃借し、現在に至る。近年はフロートだけではなく、ハネナイトも生産し上海の日系企業に出荷している。が協力させていただく中で、「児童を指導するためには、軟らかくて正しい握り方を教えることができる縫い目のあるボールが必要」との要望に応えて、選手会の監修の下で開発に取り組んだものである。開発に当たり、松坂大輔氏(当時西武ライオンズ)、松沼雅之氏(元西武ライオンズ)、水上善雄氏(元ロッテオリオンズ)ら選手やOBのアドバイスを集約した。大きさは軟式C号ほどで、重量はC号よりも20gほど軽い。ゆうボールのネーミングは「遊(あそぶ)」「友(友達)」「Y o u(あなたと)」「結(むすぶ)」など、さまざまな「ゆう」をコンセプトに名付けた。発売は06(同18)年5月。8月には、キャッチボール普及をテーマに小久保裕紀選手会長がゆうボールを携えて文部科学省を表敬訪問し、大臣室で小坂憲次大臣と素手でキャッチボールをしたというエピソードがある。07(同19)年12月には、選手会主催のプロ選手による市民参加イベント「ベースボールクリスマスin中越」(新潟県柏崎市など)で、2,000人が参加するキャッチボール大会の使用ボールとして好評を博し、テレビや新聞などの各種マスコミにも大きく取り上げられ、ゆうボールや内外ゴムの名前も報道された。なお、ベースボールクリスマスは、08(同20)年はパシフィコ横浜(神奈川)、09(同21)年は立命館大学(滋賀)、10(同22)年は駒沢オリンピック公園(東京)、11(同23)年はいわきグリーンスタジアム(福島)、12(同24)年には日本製紙クリ106キャッチボール専用球を発売日本プロ野球選手会と当社が共同開発したキャッチボール専用球「ゆうボール」。この製品は、選手会が小学校で野球教室を行う事業「野球で遊ぼう」に、当社日本プロ野球選手会と共同開発したキャッチボール専用球「ゆうボール」